ざわざわ森

舞台の感想とか。

2022年上半期観劇まとめ

1月

ロボットインザガーデン×3+配信

ロボ庭に終わりロボ庭で始まる。

山下ベンは眼鏡かけてて全体的に可愛いらしい感じのベンだった。

タングのペアによって台詞の配分が若干異なるみたい。


INTO THE WOODS

何も言えん、ソンドハイムに謝ってくれ。ひとまずあのレベルでお金取って上演強行した人達にキレ散らかして爆発します。私出来ます。やらせてください。

はなからストーリーに期待してチケット取ってないから単に生演奏日本語訳のイントゥザウッズの曲を聴きたくて観に行ったのに、あれは流石にない。いくら音程やら難しくて何が正解なのか分かりづらい曲だとしても誤魔化しようがないくらい酷い通り過ぎて地獄。

演出も訳詞も本気で1ミリも全く好みではないけどそれに目を瞑ってもオケと歌えるキャストが可哀想になるくらい歌えない人が信じられないくらい歌えないしじゃあ演技がいいかと言われると全然だし、もうミュージカル舐めてるだろとしか思えなかった。

生まれて初めて途中で帰ろうか考えたしチケット代を返して欲しいと思ったし拍手する気にもならなかった。もっと言いたいことあるけど永遠に愚痴になってしまうのでおわり。


リトルプリンス×2

観てよかったミュージカルオブザイヤー2022はこれ。

両王子。出演者全員が歌が上手いという当たり前であってほしいけど当たり前ではなかったことを改めて実感したので、この日ばかりはなんて贅沢な観劇体験なんだろうと思わず感謝をした。

ほぼ私が知ってる星の王子様通りのストーリーだったけど、キャストの演技と楽曲が加わるとこんなに素敵な物語になるのか...と感じるミュージカルだった。めちゃくちゃ泣いた。キツネと別れるシーンで超絶泣きながら舞台裏で激早着替えしてるであろう井上芳雄に思いを馳せたりした。

 

 

2月

雨に唄えば

初めて来日公演というものを観た。楽しかったー!!雨に唄えばのシーン、想像以上に雨が降っていてその中で踊るアダムクーパーも何もかもが最高でした。これまでなんとなく来日公演ってハードル高そうだなって思ってたけど、出演者全員が本当にハイレベルで満足度がカンストした。観てよかった。

 


3月

メリーポピンズ

おかえりなさい!!帰ってきてくれてありがとう。もうそれ以上言うことない。全人類メリーポピンズを観て幸せになろう。


ブラッドブラザーズ

メリポピとマチソワして行ったことを後悔した。幸福度がマイナス。せめてマチソワが逆なら...。ストーリーは面白いはずなのに演出とキャストの演技が合わなくて観ててつらかった。あと合図なく銃声が鳴るの苦手すぎて疲れた。今のご時世的にこの演出大丈夫?って思うことが何回かあって、クラスターにならなくて良かったね、て感じ。

 


4月

メリーポピンズ×3

愛してる、、、


next to normal

なんか...RENTっぽいな!!?って思ったらもとの演出家が同じらしい。RENTに嵌まれなかった民だったけどこれも同様(RENTとは理由が違うけど。)ミュージカルの題材にするには挑戦的な内容だし、身近な人や自分が同じような状況になったらどうするか考えさせられるリアルさが、物語として入り込めなかった理由だと思う。

でも、立場は違えど世の中の「普通」に囚われてる沢山の人に響く作品なので、今後も上演が続くといいなと感じたミュージカルでした。

 

ジョセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート

休憩いる?n2nとマチソワしたのでこっちを後にして良かった。欲を言えばジョセフがもっと歌えてたらな、という気もしたけど内容的にも楽曲の馴染みやすさ的にも、バリバリミュージカル畑の人ではほうが逆に良いのかもね。B席の果てに座ってたからかファラオの歌詞が全然聞き取れなくて、ジョセフがもう1回歌ってください!って言ったから、よかった、みんな聞き取れないんだ!って思ったけど2回目も何言ってるか分からなくてワロタ。あれはそもそも聞き取れるものなのかな?


千と千尋の神隠し

しましたよ、遠征。

萌音ちゃん回。映画も何度も観てるので、いかに映画に忠実にやろうとしてるかよく分かって本当に千と千尋を愛してる人たちが作った舞台なんだなと感じた。ハク様が出てくるときのドキドキ具合が尋常じゃなくて、あれは、恋.....?湯婆婆が夏木マリ回だったことを忘れて、待って!声同じ!!って思った。それはそう。

萌音ちゃんの千尋が映画のイメージから全く乖離してなくて本当に良かった。あと妃海さんのリンが映画からそのまま出てきたようで最高だった!!

 

 

5月

メリーポピンズ×3

ステップインタイムの小野田バートの台詞がディズニー歌詞だった。コンパスオブユアハートとレリゴーの歌詞を言いながら天井まで登ってた。流石Dオタ。?

 


6月

CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ

あっきーは神。このことを再認識出来ただけでなんかもう良かった。音響のバランスが微妙で歌を完全な状態で聴けなかったのがもったいなかったなー。藤沢演出、朗読劇のときも生演奏の音が大きすぎてセリフが聞こえないことは多々あったけど、ミュージカルにしても同じか...って思った。話は面白いのに時代が行き来するわりに登場人物の年齢設定が謎すぎたのと、説明したいことを全部歌に入れたら長くなっちゃった感がありすぎて、冗長すぎるから全体的にもう少し短く簡潔にしてほしい。そこはかとなくM!

 

 

 

下半期へ続く

2021下半期観劇まとめ

2021下半期観劇雑感

2021年上半期観劇まとめ - ざわざわ森

 


8月

リトルショップオブホラーズ

こんな早くに再演するとは思わなかった。ありがとう東宝。やっぱりこのご時世に見るにはメッセージ性が強すぎる。

終演後、シーモアのアナウンスにもありましたように規制退場のご協力をお願いします♪みたいなスタッフのお姉さんのアナウンスが可愛いくて世界壊さない感じも良かった。クリエ、スタッフ対応よくて好き。


宝塚宙組

シャーロック・ホームズ―The Game Is Afoot!―』『Délicieux(デリシュー)!―甘美なる巴里―』
最後のモリアーティ教授めちゃ綺麗な笑顔で多分あれが光源。一幕ラスト暗転した後小道具だけ残されてる終わり方良いな。

デリシュー最高スギ宝塚でSMプレイが見られるんだァ!

 

 

9月

From Hello Kitty

取ってたチケット中止&中止でやっと行けたミュージカル版ミラクルギフトパレード。曲が流れてキャラクターが出てきたとき思わず泣いたね。KAWIIは世界を救うのだ。

ミラギフって.....サイレント終了してないですよね...?ね?


リトルショップオブホラーズ×2

本当は全ペア行ける予定だったけどワクワクイベント(ワクチン接種)が入ってしまって泣く泣く1公演手放した。

これまで聞いたカテコは気がついたらいつの間にかリトルマーメイドになってましたみたいな感じだったけど、普通にパートオブユアワールド演奏してる日があった。ミーモア千秋楽パートオブユアワールド流れなかったからカメラ入ってる!?って探したけどなかったし円盤どころか専用劇場作って欲しい。 

 

ジャックザリッパー×4

全組観ました。なんだこのジキハイとかフランケンとか......なんかそのあたりの数多の作品を足して割って勝手に飛び立ちましたみたいな話は!!っていう第一印象だったのと、単にいつ面白くなるんだこれと思ってたら終わってしまったので、初見の時点で4枚取ったことをやや後悔したけど、結果観るうちに好きになってきたし今はだいぶ好き。1幕最後の曲の勢いで畳み掛けてくる絶妙な雑さが逆に良い。あと普通に松下アンダーソンが好き。リアコ枠。薬中なのが難点である。


アナと雪の女王

最前列が抽選で当たったとき嬉しすぎて電車の中で泣いた。

三平アナ〜〜〜!!岡本エルサ〜ヒィィン;;;;レリゴーイントロから感極まって拝んだし一幕終わりの客席のざわめきが凄すぎてヒュッゲでかなり困惑した。Monsterでエルサの葛藤と覚悟がより明確になったことで更にキャラクターに深みが出てもっとエルサが好きになったし、あと!スヴェンが目の前にいた!!あれは本物や!かわいい

カテコでオラフのためにしゃがむハンス、スコ

 

 

10月

オリバー!

O!武田フェイギン回。メダル噛んだときの客席の引き具合流石に草すぎた。日本国民のメダルを噛む行為に対する嫌悪が凄いことがよく分かる。

子役のみんなはホントに素晴らしかったー!犬かわいい。ストーリーは主人公だけ幸せになるアニーみたいな話でいまいちスッキリ出来なかった。終わり方既視感、ミスサイゴン


アラジン

久しぶりの厂原アラジン観たさにオリバーとマチソワした。平田ジャスミン小柄なのにパワフルで可愛いな。ジャスミンって時点で可愛いのに。


アナと雪の女王

我町島アナ好!!!!!声好


マドモアゼルモーツァルト

モーツァルトの生涯についての基本知識がM!なのでレクイエムは書く前に死んじゃった...って思ったけど、魔笛を作曲してるとき明らかに命削って書いてたからあれで力尽きるのも納得出来る。
話は好きなタイプだったし曲も良かったけど、モーツァルトがもう少し難なく歌えてたらな...というのが正直な感想。華優希ちゃんが良かった。

 

 

11月

劇団ドラマティカ ACT1 西遊記悠久奇譚

劇団ドラマティカとは…『あんさんぶるスターズ!!』に登場するキャラクター・日々樹 渉が主催する演劇サークル ※公式サイトより一部抜粋

あんさんぶるスターズ!THE STAGEとは異なりあんさんぶるスターズ!!の世界にあるドラマティカというサークルに所属するキャラクターが舞台を上演する、という趣旨の舞台のため登板するのは悟空を演じる氷鷹北斗etc. もちろんカーテンコールの挨拶も悟空役の氷鷹北斗etc.のまま行うのだ。

斉宮宗オタクの妹と観劇。2次創作を読むタイプの人間にとってはありがちだなと感じる展開ではあったし、三蔵がヤンデレたときはセオリー通りすぎて白目を剥いたが、舞台の終わり方について思わず妹といつもはしない考察をして盛り上がった。久しぶりに.5舞台を観て楽しかった、やはり2.5からしか得られない栄養があるので。(オタク調早口)


マイフェアレディ

チームA回。ヒギンズ教授、そこに愛はあるんか?って思ったんだけど、ぶっきらぼうなのが逆にいいのかな...逆に..。イライザは本当にヒギンズ教授でいいんか?フレディの方が良いんじゃないかな、イライザに会いたくて家の前で1週間(?)待ってくれるんでしょ.....。ストーカーじゃん!!ダメだこりゃ


ハウトゥーサクシード

ダンスに歌にご都合主義のハッピーなストーリーに浮かれた登場人物ばかりのミュージカルの楽しいところが盛りだくさんの演目だった。いい松下優也でした。まっすーの台詞が早口すぎて7割くらいマジで何て言ってるか分からなかったのでずっと歌っててくれと思いました。

 

 

12月

プロミセスプロミセス

主人公が自分の家を都合のいいラブホテル(仮)として他人に提供することでのし上がる話です。展開はハウトゥとちょっと似てる。無茶苦茶なストーリーの割に宝塚パワーでいやらしさもなく楽しめた。


アナと雪の女王

アナ雪2階席は良いぞ。

 

ストーリーオブマイライフ×2 

両ペア。個人的に『素晴らしき哉、人生!』は要履修。初見は未履修で行ったのだけど、映画にまつわる台詞や登場人物の名前が作中でも使われていて、それを知った上で観ると感じるものが全く違ったので....。2回目の座席がかなり前方だったからアルヴィンが父親の弔辞を読むシーンを目の前で見られて、セリフはないのに身振り手振りと表情で感情がストレートに伝わってきて、本当に良い席に座れたなぁと思った。あと絶対に平方くんと3秒くらい見つめ合った、絶対合いました〜〜〜〜

観に行けて良かった。
 

アンドリュー・ロイド=ウェバー コンサート~アンマスクド〜
アリージャンスに並んで2021行って良かったやつ。

ラブネバーダイのために行こうと思ってチケット買ったけど、徹頭徹尾最⭐︎⭐︎⭐︎高だった!!リトルマーメイドの作曲を頼まれて採用されずにサンセット大通りの曲にした話はびっくりしたけど、とりあえず今の形に収まって良かったなと思いました。笑 飯田(兄)ファントム去って飯田(弟)ラウル出てきたの、高まるー!あとミストフェリーズのナンバーから天上への旅に切り替わるところがなんかもう、ね.....ありがたや。

 

ロボット・イン・ザ・ガーデン

演出が、、変わった、、!それぞれの楽曲がちょっと長いな〜って感じてはいたので、少し短くなってブラッシュアップされたのは良いなと思った。あとオープニング曲が変わってた。

タング役は今回は声が全組女性メインになったので子供っぽさが増してまたかわいいかった。カイルが出てきて泣かないのは無理だ。犬尊

 


2021年以上

2021年上半期観劇まとめ

お久しぶりです。2年ぶり近く放置していましたが簡単な観劇メモは書いていたので、備忘録のため観たもの一覧と簡単な感想を投稿します。継続せよ。
今更ながら2021年上半期観劇雑感。

 


1月

劇団四季 The Bridge~歌の架け橋~(配信)

この手の演目あるある、例に漏れず観たことない作品も結構あったけど谷原さんのブエノスアイレスが超絶キレキレで最高だった。尚エビータは観たことない。ロボ庭がラインナップに入ってたのは嬉しかった。衣装がだいぶ前衛的だったことが一番印象深かったけどな。

 


2月

宝塚宙組『アナスタシア』(配信)

やっぱり梅芸版より演出が好き。まどかちゃん....... 

Blu-rayも買ったのでたくさん観ます。

宝塚って公演期間中に円盤が出るんだ......スターアングルも稽古動画もあってオタクに優しくて最高だね。In a Crowd of Thousands が好き。

 

 

3月

BARNUM

取ってたチケット回が中止になったり、行くのを断念したりと色々あって満を辞しての2021年一発目の劇場での観劇がこれは...。上演発表されたときは物凄く楽しみにしていたので、舞台上が寂しすぎたのが残念だったのと、海外でもこんな感じなのかと思って調べたら求めていたものがそこにあって悲しくなった。舞台を観に行ってこんなに次に起こる展開に対して戦々恐々したことはない。

舞台スカスカ世界観に合わないバリバリの日本語の文字とピエロの存在何?キャストも楽曲も良かったからこそもったいなかった。ご時世的に出来なかっただけだと信じてるので、本来の演出でまたやってください。

 

アリージャンス〜忠誠〜×2

観て良かったミュージカルオブザイヤー2021はこれ!濱めぐのhigherが最高に素晴らしかったし作品自体すごく良かったのでチケットを追加した。

ミュージカルが好きな人はもちろん、これまで知らなかった史実に触れる機会にもなって学校の鑑賞会とかにピッタリだと思うので、色んな人に観てほしい作品。観て良かった。

 

ウェイトレス

ダークホースおばたのおにいさん。話はそんなに好きじゃないというか合わなかった。

ミュージカルに禁じられた愛やら世紀末倫理観やらなんて普通すぎて逆に主流みたいなところあるけど、旦那の介護の息抜きに不倫したり、DV夫より優しい主治医を好きになったり、まあまあ普通に有り得るが故に倫理観を捨てきれなくてストーリーにハマれなかった。とは言えどうしても女性の味方になって物事見がちなのであんな男が家にいたらそら優しくしてくれる人が良いだろ、とも思うし共感は出来ないけど気持ちは分かるなという感じでした。あと単純に直球のド下ネタに笑えないだけな気がしてきた。

 

 

4月

きみはいい人、チャーリーブラウン

花村さんの歌声スゴ!ミュ界で出会えて良かった2021。スヌーピーは世界一歌がうまい犬。「犬」という生き物の再現度かなり高かったな。

ピーナッツ知識がI LOVE SNOOPYくらいだったけど観終わってから結構あの映画はピーナッツ入門に良かったのではと思いました。

舞台セットも、衣装のサイズ感も大人が演じてることに違和感がないデザインで全部が可愛いかった。ピーターラビットピーターラビット


モーツァルト!×2

古川回×2。育ヴォルフ回が中止になって泣いた。
アマデが可愛い。Blu-rayを買った。一幕ラストの「影を逃れて」で隣の人が船漕いでてマジ!?ここで!?と一人で焦った。

ドレスに革ジャン着せたりする全体的な衣装のセンス、個人的にはどうかと思う。


スリル・ミー

私もスリルミーを観た人間になりました。やったね。
山崎彼&松岡私回。観劇後のメモに「磨きに磨いたスリルミー」って怪文書が残されてたのだけど自分が何が言いたかったのか全く分からない。こわぁ。

実際にあった事件だと思うと作中描写含めて胸糞悪すぎるから個人的に全ては愛せてないけど、多くの人を沼に落としている理由はまあ〜分かるし他のペアでも観たい。

この回を観に行く途中で明日以降の公演中止って連絡が来て取ってた新納田代回が観れなくなり激萎えした苦い思い出があります。許せない...!

 


5月

エリザベート TAKARAZUKA25周年 スペシャル・ガラ・コンサート (配信)

宙組公演と大千秋楽を観た。望海さんのトートに死ねばいい!って言われたら、はい。となります。

 

あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ

~Meteor Lights~(配信)

妹が配信を観てたので観た。過去に履修してたからキャラは分かる。アイドルを扱ってる話とは思えないくらい彼らが背負ってるものが重過ぎるんだが!!このときくらいからmusicを始めた。

 

ライオンキング

はじめての概念最前列!!!1列目は空席だったからいつか本当の最前に座ってキリンさんの風を浴びるんだッ!

 

夢から醒めた夢

初観劇。ピコがいい子すぎて自己犠牲が過ぎるあまりに私は共感出来なかったけど、もっと幼くて純粋だったあの頃に観ておきたかった演目だった.....。周りのお客さんたちは絶対これまで何度もこの作品を観て大好きで大切に思ってる人たちばかりだと思うので...

 

スリル・ミー(配信)×3回

この日別のミュージカルを観る予定だったけど配信のためにお譲りしました。1日に連続で観るものではないと思うけど、もしかして劇場で3回連続で観る強者もいたりする?心の臓強すぎ?福士誠治の運転する車に乗りたい!でも死にたくはない!

新納田代ペア、突然耳舐めはじめて素直にすげーな!って思ったし家なので普通に爆笑した。

 


6月

キャッツ

五反田以来の超久しぶりのキャッツ。当時はメモリーは分かるけど話はよく分からないな、なんか凄かったな、的な感想を抱いてたけど、最高に楽しかったしもっと通えばよかったと後悔している。ストーリーが面白くてなんぼと思っていた時期は過ぎ去った。私、まだやれます!なんでも楽しめます!

 

モーツァルト!(配信)×2

猊下のウィンクいただきました。


レ・ミゼラブル×2

小野田アンジョーー!!!ガァァ

性別年齢身長色々問わないならミュージカルで一番やりたい役、アンジョルラス。

 

マタハリ

あの!!国旗カーテンが無くなっていた.....(喜

初演観た時は正直2度目はいいかなっ思ってたけど田代ラドゥーに釣られて観に行った。演出も変わってて見やすくなってたし、相変わらず衣装のデザインや色味が大好物でした。

 

オペラ座の怪人

アンジョルラスの次点でやりたい役はオペラ座のメグ。隣に座ってた女の人がファントムが可哀想な場面で必ず「ひどい...」やら「可哀想〜」やら呟いてた。隣に座ってる私だって可哀想だが?観劇中に自分の気持ちを声に出すのはやめましょう。

 

 

 

下半期に続く

2020年11月〜12月観劇まとめ(配信含む)

 

以下観劇雑感

2021年も3分の1が終わりましたが昨年の話です。

 

11月

劇団四季『アラジン』

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一万年ぶりの瀧山ジーニー、圧倒的なジーニーオーラ、みんなの実家。岡本ジャスミンは観るたびにパワフルになってる気がする。もちろん国は1人でも治められます。

声出さない対策だろうけど、FLMのビビデバビデブーは今後もアラジンが言うのでいいと個人的に思う。

一和アラジンの煌めきが凄すぎて、着ているベストになりたいアラジンBEST3に滑り込んできた。(不動の1位は厂原アラジンです♡

 

 

◇ミュージカル『ビューティフル』

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歌うまい界隈の中でも特別に歌がうまい人たちの集まり。天下一武道会大乱闘スマッシュブラザーズ

平原キャロルの側で見守っていたい柔らかい雰囲気も、奈々様の守ってあげたい健気さも可愛くて、2人とも歌うとエネルギッシュでかっこよかった。特にA Natural WomanとBeautifulが好き!2人のそれぞれの特性を活かした歌を存分に聴けて大満足でした。

公演時奈々様は妊娠中だったらしく、お腹に赤ちゃんがいて何故そんなに歌えるのか、凄すぎて人体の不思議について考えていた。

正直私は世代的にも洋楽自体にも馴染みがなくて、劇中流れる曲のほとんどを知らなかったのだけど、出てる人が全員歌が鬼のように上手いので大満足。そもそもストーリーの内容より楽曲とキャストの歌を楽しむミュージカルな気がするけど。

個人的には舞台に出てると必ず、わ!?超歌うま!ナニ?!ってなる方の1人の神田さんの歌を久しぶりに聴けて嬉しかったです。

私にはジェリーような人のことを許してあげられる心の広さを持ち合わせていないので、本人がどんなに辛い思いをしていたとしてもキャロルへの扱いに対しては遺憾の意。最後にキャロルの控室に来たジェリーに(何しに来たお前!)って思ったけど、ジェリーとのやりとりの後にキラキラ歌ってるキャロルを見て自分もスッキリ出来る後味の良い作品でした。キャロルのお母さんも良。

バリーとシンシアめっかわ、ずっとLOVE×2でいてなァ

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◇宝塚宙組『アナスタシア』

宝塚大劇場。快⭐︎晴

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ホントにはるばる関西に来てよかったとしか言えない。

梅芸版から追加されたシーンや曲のおかげで、展開や登場人物の心情がより分かりやすくなったと思う。

なにより舞台の流れは梅芸とほとんど同じであるにも関わらず、ディミトリがメインであることに違和感が無いところも良かった。アーニャが皇太后様に会いに行く最中のソロとか、梅芸版ではなんでこのシーンはアーニャに視点を置かなかったんだろうって思ってたけど、ディミトリが主役だと思うと急に違和感がなくなる(気がする)。Journey to the Pastだけはディミトリが歌うことにやや疑問はあったけど、退出したアーニャが即歌いに戻ってくるのなんか面白かった。アーニャの歌だもんね。

なにより寝巻きがタンクトップではなかったことも個人的にポイント。1番好きなシーン!

あとアーニャさよならって歌ってるディミトリやばすぎるんだけども。家族写真にアーニャとディミトリが一緒に写るラストも凄く良かった!絶対的ハッピーエンドで幸せ値が限界突破しました。

映像だけでなくて舞台装置も使った演出だったこともあって個人的には宝塚版の方が好みかなと思ったけど、バレエシーンとトランクキスが印象的だった梅芸版もまた観れたら違いを楽しみたい。

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宝塚経験が少ないので未だ慣れない文化なのだけど、舞台の余韻に浸る時間なく始まるパレード??楽しすぎィ!!本編終わった瞬間男役が迫り上がってきて歌い始めるあの一連の流れはなんて言うんでしょうか

グレブに対してときめきを生み出してくれた芹香斗亜様。父はあの夜家を出た〜ピストル手に〜♪ って笑顔で階段降りてくるフィナーレ激おもろすぎる。

 

 

◇Brand New Musical Concert 2020

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観劇ではないけど

前回のコンサートの神セトリを知って楽しそう!と思い行ってきました。(絶対フランケンの曲も歌うだろうという自信を持って) ミュージカルコンサートに行ったの初めてかも。

結果的に私には、好きではあるけど痒いところに手が届かないみたいなもう一声欲しいセットリストではあったんだけど、それ以前にこれまでの経験の中で1番くらいのとんでもない音響の席に座ってしまったので、本来得られるはずだった感動がやや減ってしまったのが残念だった。出演者に一切罪はないです。

とりあえずあっきーさんと藤岡さんのThe Other Sideが聴けただけでも行って良かったなあと思いました。僕こそ音楽も歌声が天から降り注ぐような感覚があって感動した。す、すごい。あと藤岡さんのBring Him Home、超良。バルジャンやる予定ありませんか?

そして大量に存在するであろう周囲のフランケンシュタインの民の存在。本役のも聴きたかったけど、これはこれで生で聴けてよかったです。

Crystal Kayさんがいるのでヘアスプレーの曲あるかな!?!!?って淡い期待を抱いていたけどまあ流石にね、幻のヘアスプレー、、

偉い人!!タイタニックをまた上演しておくれ!待ってるよ。

 

 

12月

ホリプロミュージカルコンサート(配信)

観始める前から気づいてはいたけどホリプロミュージカルあんまり知らなかった。知ってる演目はみんな好きです。

当日の昼公演中に公式Twitterが暴れてて、大丈夫...?と思いながら、2020年は例年と比べてホリプロミュージカルにお世話になったので観ることにしました。出演者の出番の偏りが凄くてわろた。わろた...

ビリー4人のエレクトリシティ、泣けちゃうよぉ。

偉い人!!メリーポピンズをまた上演しておくれ!待ってるよ。

 

 

◇No.9-不滅の旋律-

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ピアノ2台の生演奏に生歌の第九まで聴けて12月にピッタリの演目。

脚色は多々あるだろうけど、ベートーヴェンの生き方や人となり、家族関係、時代背景も分かりやすくて、ある意味勉強になるなあと思いながら自分の無知さを恥じつつひとつ偉くなって帰ってきました。

政治が変わっても音楽は永遠(要約)、実際にベートーヴェンや多くの音楽家たちの楽曲が現代まで愛され続けている事実を納得させられた台詞のひとつだった。音楽のちからって偉大だな。

これまでハイ吾郎さんのイメージだけで生きてきてすみませんくらいにベートーヴェン役が良かったのだけど、そもそも私は稲垣吾郎が演技してるところをこれまでスマスマのコントでくらいしか見たことなかったような気がしてきた...ご、ごめんなさい。感情の浮き沈みが激しくて、放漫で子供みたいで、ひたすらに音楽を愛している姿に狂人と天才は紙一重なんだなと思わずベートーヴェンに想いを馳せてしまう演技でした。実際にあんな人柄だったんだとしたら、周りの人大変だっただろうね。

マリア役の剛力ちゃんもとても良かった。ヒロインのマリアがベートーヴェンと恋愛関係にはならないキャラクターだったことも、この舞台の良いところだと思う。

ラストシーンはあなたの音楽はみんなの中で響いてる!あなたの中にも!(うろ) 第九歌って大団円!みたいな感じでなんか突然雑になったなと若干思ったけど、観てるこちらもエネルギーを使う重厚な作品を観て、第九も聴けて、2020年力尽きました。

メトロノームや補聴器の発明家のメルツェル役を片桐仁さんが演じてたのだけど、世界的にも偉大な人なのになんだか偉大さの無い、いい具合に強烈な片桐仁でしたね。

 

 

劇団四季オペラ座の怪人

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シャンデリアが目の前で昇って落ちる前の方の良席だったけど、一番最後のメグがちょうど前の人の頭に被って見えなくて笑った。脳内補完。

これまではクリスティーヌに対して感情移入し切れないところがあったけど、山本クリスが素晴らしすぎて初めてクリスティーヌのことを好きになれた気がする。これまでウーンと思っていたクリスティーヌの不思議優柔不断さを感じなかったことが大きい。ロンドン25周年のシエラクリスでもそう感じた。演出?

今までファントムを軸に作品を観てたところがあったから、どうしても何だかんだで最後にはファントムに同情してしまってたけど、クリスティーヌを中心にこれまでと違う角度からオペラ座を観ることが出来たのはキャストの影響なのか、台詞や演出の変更があったからなのか、もしかして私が大人になったからかな!?!まあやっぱりファントムに同情はするけど、クリスティーヌにも気持ちを寄り添えるようになった、というか常々思っているけど純粋にあんなストーカーがいるのは嫌すぎる。

ところで、墓場のファントムの杖から出る火花ってあんなにショボ、、可愛かったっけ?本当に子ども騙しみたくぴょんぴょん飛んでた。

観劇後の余韻に浸りすぎて、だんだんラブネバーダイのことを許せなくなってきた。飛び火。やっぱりどうしてああなったのか理解不能だわ。

偉い人、また上演してください。

 

 

2020年も終わりやっと2021年に入れます。

既に覚えて無さすぎる。備忘録とはなんだ。

ミュージカル『ローマの休日』

2020年10月の話をやっと終えます。

 

心の奥底に沈んで無いに等しいと思ってた私の乙女心が引きずり出されてしまった。

加藤和樹と藤森慎吾が共演を観たい。

そんな邪な(?)思いは関係なしに観に行ってよかったなあと思ったミュージカルでした。終わった後も、今日一日ずっと幸せだったなって思いながら余韻に浸っていられるなんて本当に観て良かった。

 

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朝夏さんのアン王女のハッとするほどの美しさとドレスの着こなし、長くて綺麗な手脚を生かした華麗なダンス、実は本当に王女さまなんでしょ?という輝かしいオーラ、ため息出てまう。髪を切る前も可愛かったけど、切ったあとのすれ違う人が振り向くくらいの煌めき方が凄い。ジェラート食べてる、かわいい.....

ジョーの前で身分を隠しつつところどころで王女さまが出ちゃうところとか、話し方や間合いが絶妙で、王女なのに笑いまでとれる。凄いね。

 

藤森さん!歌の声量はないけど流石に芸人さんなだけあって他のキャストと遜色ない演技力でした。滑舌も良くてアドリブも効かせられるし、全部が軽快で観ていて気持ち良くていいキャスティングだったんじゃないかな。歌はともかくルキーニやってそう。

加藤和樹ジョーはこれまで観た役的にもまとってるオーラ的にも、本人にすらどこか影があるような陰のイメージを持っていたから、ただイキイキ踊ってるだけでなんだか幸せな気持ちになった。平方ジョーと比較するとやっぱり落ち着いて見える気もする。

身長高くて舞台映えするルックス含めて宝塚出身者と並んでも全く引けを取らないところも素敵だなー。

 

アーヴィングの終演後の退場アナウンスもまたお会いしまショータイム!的なのだったやつ多分オリジナルだろうけど(ほぼこれご本人では)、退場する最後の時間まで劇場で余韻に浸ることが出来て幸せでした。(後日観たもっくんのアーヴィング回のアナウンスはもっと落ち着いてた)

 

 

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太鳳ちゃんのアン王女、まあ歌は、、ではあるけど発する言葉に説得力があって、声も綺麗でプリンセスっぽい。冒頭でスクリーンにアン王女の写真がバーンと出るところ、あらカワイイ〜!ってなった。素直に可愛いんじゃ。

平方アーヴィング、観に行って改めて実感したけど、もう「恋」じゃん。ベッドの上から覗かれて「おはよう」なんて言われたら、もうダメでから。ヘラヘラして無邪気だけど、どこか飄々としてる男が叶わない恋をするなんて、みんな好きだよね!!ね!?

正直藤森アーヴィング観たあとのもっくんのアーヴィングは物足りなくなるかなとか思ってしまってたけど、そんなことないしとっっっても良かったです。報道陣の前でアン王女とジョーが話してるのをニヤニヤしながら眺めてるところも、2人のことを好きなことが伝わってきたし、チャラついてるようでどこか品も感じられるところも良い。つまりとても良かった。

 

メイン3役の方々はもちろん出演者がみんなイキイキしてカーテンコールまで楽しくて心から幸せな気持ちになれるミュージカルでした。アーリオオーリオペペロンチーノ

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2人のアン王女、どちらもすごく魅力的だったし、本当に徹頭徹尾かわいくて参った〜特にパジャマのズボンを履き間違えてあれ?ってなるところと、真実の口のシーン、ときめく〜

個人的にはやっぱりミュージカルはミュージカル俳優で観たいし、そうでなくても歌が上手いことは出演者するにあたっての最低条件だとは思うんだけど、(キャスティングの意図はともかく)普段観に来ない層が興味を持って劇場に足を運ぶ機会を得られることも大事なのかもしれないね。楽しかった!

10月に観たものはビリー以外は日本発ミュージカルだったけど、これまではどちらかといえば海外からの輸入ミュージカルを観ることが多かったので、こんなに素敵な作品が日本にもいっぱいあるんだなぁと改めて思い知らされた期間でした。

 

 

これは絶対気のせいではないのだけど、祈りの壁に「我愛鬼滅」っていう文字があった。

鬼滅オタバレさすな。

 

 

 

劇団四季『ロボット・イン・ザ・ガーデン』

遅筆なあまり未だ2020年10月の話をしています。

 

四季が上演の発表をしてから楽しみにしていたロボ庭。発売日にチケットを買って当日を待つのも何気に久しぶり。最近は前日にチケット取って次の日観に行くことが多かったから、チケットを買ってから当日を迎えるまでを含めて観劇が楽しかったんだなってことを思い出しました。

 

ややネタバレあり。

 

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かわいいロボットが出てくる話はもれなく良いのは決定事項なのであらすじもほとんど読まずに行ったけど、観に行って良かった!!きっと、観終わったらタングかわいいって思いながら帰るんだろうなって予想はしてたけど、めちゃくちゃかわいい。ベンもかわいい。

カイルが出てきたときなんか(えっ犬...?嘘やん聞いてないわ)てなって思いがけないところで泣かされました。タングとカイルの組み合わせ愛おしさが大渋滞。

 

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劇場入ると既にタングが舞台上に座っていて、もうかわいい。なんと、動き出したらもっとかわいい。更に、話し始めたらもっともっとかわいい。

機械的で無感情な話し方だったタングがだんだん人間の子供みたいになっていくところも愛おしかった。

ベンの荷物、行く先々でちゃっかりその土地のお土産を買ってたけど、秋葉原では何か買ってたのかな。

 

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劇団四季の舞台について明るくはないけど、開始早々からなんとなく劇団四季っぽくない作品だなぁと感じて、振り返ってもやっぱり新鮮だったなと思う。その辺りにいそうな現代的な服装の登場人物の中にピチピチスパッツのステレオタイプなアンドロイドが存在しているチープさだったり、使われる言葉の選び方や楽曲含めて四季で観ることが逆に新鮮な気がした。

ラブホテル的な場所で乱痴気ダンスしたり人間に乱暴に扱われてたアンドロイドがいたり、ベンとタングに向かって「そいつとするのか?(うろ)」みたいなこと言ってきたり、ついでにファミリーミュージカルみたいな顔してガッツリ人が死ぬ。タングがボリンジャーに悪意を向けざるを得なくなるところ泣いてまう。ベイマックスでも暴走するシーンで泣きます。

 

個人的にはやや冗長気味な楽曲や所々間延びを感じるシーンもあってまだまだブラッシュアップ出来る余地のあるミュージカルだと思ってはいるけど、メイン曲のロボットインザガーデンが素晴らしいので最後にこの曲が流れるだけでこれまでの全てに満足してしまうところはあった。

要所要所に他のミュージカル作品を連想させる振り付けがあったり、レインボーブリッジが封鎖したり、フフフと思えるシーンも多くて、国産ミュージカルならではのオリジナリティがあるのま楽しかった。

2幕冒頭のTOKYO ELECTRIC TOWNは四季キャストのキレキレのオタ芸(?)を観ることができるので最高。

あと休憩の入り方が楽しかったーーー!ああいうの好きです!

 

 

 

きみと、人生再起動』っていうキャッチコピー、なんて素晴らしいんだ....。

 

 

帰りに社長いた。

 

 

 

11/23 配信

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四季劇場「家」

生形渡邊ペアのタングを目当て観たんだけど、こっちはこっちで可愛すぎる!配信だとタングの造りを細かく観られるのもいい。

無邪気でちょっとわがままでベンのことが大好きなタングに心を奪われずにいられる人がいるのだろうか、いや、いない。

これからも沢山の人に愛されて長く上演され続けるミュージカルでありますように。

ミュージカル『生きる』

2020年、観に行って本当に良かったミュージカルオブザイヤーは絶対にコレ!!コレだーーーーー!!!!!

 

正直黒澤明監督は名前しか知らないし、ストーリーも重そうだし、ミュージカルの評判は良いけどきっとそんなに好みじゃないだろうな、なんて期待値を引くくして観に行ったのだけど、まじホントすみませんでした。ベソベソに泣きながら家に帰り粛々とチケットを追加したくらい観に行って良かった。あらすじを読んだだけでは想像出来ないくらい楽しくて心が震えるミュージカルでした。

最後のブランコのシーンなんて、あんなに美しい光景を舞台で見たことあるかな!?って思うくらい綺麗だった。衣装やセットが豪華で綺麗だな〜とか照明の色使いが綺麗だな〜とか思ったことはたくさんあっても、紙吹雪の中公園のブランコに座る主人公というシンプルな光景だけで胸がいっぱいになるんだから、作品の力が強すぎる。カーテンコールで鹿賀さんと市村さんが出てきただけで私は泣いた。

大千秋楽の配信も観たけど、このシーンは生で観るから良いんでしょって思って気を抜いてたら余裕で大号泣した。

 

 

光男、話聞け。

 

 

1幕も2幕もお気に入りシーンのオンパレードなんだけど、助役と3匹のおっさんたちの歌がジブリ感あってかわいくて好き。
あと市村さん回の個人的にはMay'nちゃんのとよと、ふうかちゃんの一枝の組み合わせが好きだったな。ふうかちゃんのとよも良いけど、鹿賀さんと並ぶと1幕のパパ活感半端なかった。何故...。

私もとよみたいなテンションでやりたいことやって生きていきたい。

 

 

光男、話聞け。

 

 

東京千秋楽、お客さんが拍手する場面が多くなって、舞台も素晴らしくて、涙越えて嗚咽を堪えるのに必死で震えてたけど、カテコで鹿賀さんがこの10月の日生公演は一生忘れないと思うって旨の挨拶をされて、多分あの場にいた人たち全員が涙した。
座長2人が70歳を超えたカンパニーで、この状況下の中無事千秋楽を迎えられたことも含めてたくさんの希望をもらえた素晴らしいミュージカルでした。

ところで、幻?幕間で音出ししてるオケピからラブネバのコニーアイランドの曲が聞こえた日があったんだけど、あれは主演の2人と日生劇場という場所が起こした幻聴ですか?

 

あとこれだけ言わせて 小説家〜!!かっ、カ〜〜〜ア〜〜ーーーーー!!!!!!!!(大の字)

 

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大千秋楽配信で小西小説家がお金忘れて無い!ってなってるの笑った。普通に好きすぎる。夢女爆誕

 

 

 

配信だと最後の光男の顔が見れたことが圧倒的収穫。幸せになれよ、人の話聞いて。