ざわざわ森

舞台の感想とか。

2018年上半期観劇まとめ②

上半期まとめ続き。ネタバレしてます。

2018年上半期観劇まとめ① - ざわざわ森

 

5月

修羅天魔 髑髏城の七人Season極

天海祐希!観たい!ということで数ヶ月ぶりに豊洲で回ってきました。

私は月髑髏からの超新参者だけど、髑髏城の記憶を一回消してクリアな状態で観たいなと思う反面、この人があの人の役割なんだなとか、あの場面がこうなるんだなとか、他シーズンを観たから太夫もしっかり捨之介のキャラクターも含んでることに気付けたりして楽しかったです。きっと昔からのファンやこの1年間豊洲で回り続けてきた人たちならもっともっと考察が捗りそう。

極楽太夫天海祐希様は格好良くて力強くて色気があってとにかく美しかった....家に帰ってどうだった?って感想聞かれて出た言葉が「天海祐希と結婚したい。」でした。IQが2。

「紅は血飛沫、吐息は硝煙〜」という決め台詞があるんだけど超絶名文句。天才?

一貫して極楽太夫無双状態だったけど、観た人みんな清十郎さん大好きだよね!!?好きにならざるを得ない。

突然始まるミュージカルが面白すぎたんだけどやけに上手すぎるあの人、クリストフだったんですね。

初めて髑髏城を観たときに、これがラストシーンに来たらかっこいいのにと思った7人のシルエット、修羅天魔では最後の最後に使われててハワ.....てなった。マヂ無理かっこよすぎ。

 

劇団四季『SONG&DANCE 65』

地元に来てくれた公演を観た。いつも劇場から家に帰るまで最低でも1時間半はかかるけど終演して劇場出てから30分後には家にいた。感動した。劇場が来い。

三平ジャスミンを見たい見たいと言い続けてアラジンで観る前にソンダンで見てしまったけど、これからベルでもデビューしそうな可愛さ。

このキャストで、この組み合わせであのナンバーを聞けるっていうのも醍醐味の一つだと思うんだけど、周りが鍛えられたお客さんばっかりなので合いの手とかある曲のノリが良くて楽しかった。観たことない演目の曲でも楽しめるし、久しぶりに観たいな〜って思ったり、ウィキッドがすごく観たい。また上演してくれるの待ってるよ。

 

 

6月

少年社中『MAPS』

初少年社中。過去の公演の評判が良かったし楽しみだったけど、結論から言うと内容ほとんど覚えてない。まず舞台が見えなくて最初から全てを諦めました。

紀伊國屋ホールライチ光クラブぶり。あのときは後方の一番端だったから逆に視界は良かったと思う。今回は座った時点で前の人の頭で舞台の1/3が消え去り、一緒に来てた子供が動きまくった結果、視界の半分くらいが人の頭だった。

とにかく舞台が見えなくて集中出来てなかったのもあってか、周りの観客との温度差に置いてけぼりにされていた。私、周りの人と本当に同じもの観てる?

漫画家の目の前に現れた新人アシスタントの存在も、自分が売れっ子漫画家である認識も、自分が描いたと思ってた漫画は実は自分ではなくてチーフアシスタントが描いていて、なんか色々全部が全部漫画家の幻想だったってこと!?

理解力が足りないのもあって、つまりこれってこういうこと?が多発して、初見で全てを理解することは出来なかった。なんせ舞台が見えなくて集中力が2だし、仕方ない。すみません。

 

劇団四季ノートルダムの鐘』

横浜公演2回目。飯田カジ

Out Thereの椅子の上を歩くシーンで歌いながらおっとっとって言ってたのでバランス崩した上でのアドリブなのかと思ってヒヤヒヤしたけど、普通のアドリブらしかった。

隣のお兄さんが上演中に超動く人であんまり集中出来なかった。チケットの神様、多少後ろの席でも文句は言わないので周りの客がまともな席をください。

そのお兄さんがキャスト表凝視しながらパンフのキャスト欄眺めてスマホで俳優検索し始めたのが見えて、凄く楽しみにして来たのかなあと思うと何も言えなかった。まともな座席と強い心をください。

 

 

7月

舞台『ダンガンロンパ3

平凡から脱却しすぎた苗木くん。スーツのフォルムが凡人ではない。非凡である。

正直3のキャラクターたちが全然好きになれなかったのと、絶望編もあるだろうから今回の舞台で完結はしないんだろうな〜と色々と期待値低めで観に行ったけど、キャラクターの役回りも変わって舞台オリジナルでちゃんと完結した。個人的にアニメでは御手洗くん(本物)と77期生って面と向かった絡みがほとんど無いのに、最終回で簡単に説得されすぎでは?とは思ってたので、舞台版の希望のビデオのくだりで77期生の代わりに苗木くんが御手洗くんと話して方が説得力があって良かった。覚えてないだけで実は77期生と御手洗くんがガッツリ絡んでたらごめんなさい。

序盤に霧切さんが苗木くんに「本当に絶望の残党を保護したの?」って聞いてたのが衝撃的だったんだけど、何故急に他人事。

劇中1番印象的だったのが配電室にいる逆蔵くんのところまで全力疾走する宗方くんのシーンで、別に舞台ではよく見る演出なのに(移動せずにその場で走ってるやつ)ここで笑いを堪えることになるなんてな。この場面に対する期待と、必死な演技に反した演出のチープさ全てが強烈に面白いものに変化してしまった。逆蔵くんの台詞は1ミリも頭に入ってこなかったし、このシーンは別の会場でも最後まであのままだったのだろうか。

予想外の場所で笑えてなんだかんだ面白かったので映像出演で総出演時間3分くらいの十神白夜様のブロマイドをありがたく購入して隣の会場のウルトラマンイベント帰りのお子様に混ざって帰りました。

 

 

 

今年は毎年恒例行事の舞台の告知が無いので今のところ平和です。

8月の舞台も次回まとめます。