ざわざわ森

舞台の感想とか。

2022年上半期観劇まとめ

1月

ロボットインザガーデン×3+配信

ロボ庭に終わりロボ庭で始まる。

山下ベンは眼鏡かけてて全体的に可愛いらしい感じのベンだった。

タングのペアによって台詞の配分が若干異なるみたい。


INTO THE WOODS

何も言えん、ソンドハイムに謝ってくれ。ひとまずあのレベルでお金取って上演強行した人達にキレ散らかして爆発します。私出来ます。やらせてください。

はなからストーリーに期待してチケット取ってないから単に生演奏日本語訳のイントゥザウッズの曲を聴きたくて観に行ったのに、あれは流石にない。いくら音程やら難しくて何が正解なのか分かりづらい曲だとしても誤魔化しようがないくらい酷い通り過ぎて地獄。

演出も訳詞も本気で1ミリも全く好みではないけどそれに目を瞑ってもオケと歌えるキャストが可哀想になるくらい歌えない人が信じられないくらい歌えないしじゃあ演技がいいかと言われると全然だし、もうミュージカル舐めてるだろとしか思えなかった。

生まれて初めて途中で帰ろうか考えたしチケット代を返して欲しいと思ったし拍手する気にもならなかった。もっと言いたいことあるけど永遠に愚痴になってしまうのでおわり。


リトルプリンス×2

観てよかったミュージカルオブザイヤー2022はこれ。

両王子。出演者全員が歌が上手いという当たり前であってほしいけど当たり前ではなかったことを改めて実感したので、この日ばかりはなんて贅沢な観劇体験なんだろうと思わず感謝をした。

ほぼ私が知ってる星の王子様通りのストーリーだったけど、キャストの演技と楽曲が加わるとこんなに素敵な物語になるのか...と感じるミュージカルだった。めちゃくちゃ泣いた。キツネと別れるシーンで超絶泣きながら舞台裏で激早着替えしてるであろう井上芳雄に思いを馳せたりした。

 

 

2月

雨に唄えば

初めて来日公演というものを観た。楽しかったー!!雨に唄えばのシーン、想像以上に雨が降っていてその中で踊るアダムクーパーも何もかもが最高でした。これまでなんとなく来日公演ってハードル高そうだなって思ってたけど、出演者全員が本当にハイレベルで満足度がカンストした。観てよかった。

 


3月

メリーポピンズ

おかえりなさい!!帰ってきてくれてありがとう。もうそれ以上言うことない。全人類メリーポピンズを観て幸せになろう。


ブラッドブラザーズ

メリポピとマチソワして行ったことを後悔した。幸福度がマイナス。せめてマチソワが逆なら...。ストーリーは面白いはずなのに演出とキャストの演技が合わなくて観ててつらかった。あと合図なく銃声が鳴るの苦手すぎて疲れた。今のご時世的にこの演出大丈夫?って思うことが何回かあって、クラスターにならなくて良かったね、て感じ。

 


4月

メリーポピンズ×3

愛してる、、、


next to normal

なんか...RENTっぽいな!!?って思ったらもとの演出家が同じらしい。RENTに嵌まれなかった民だったけどこれも同様(RENTとは理由が違うけど。)ミュージカルの題材にするには挑戦的な内容だし、身近な人や自分が同じような状況になったらどうするか考えさせられるリアルさが、物語として入り込めなかった理由だと思う。

でも、立場は違えど世の中の「普通」に囚われてる沢山の人に響く作品なので、今後も上演が続くといいなと感じたミュージカルでした。

 

ジョセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート

休憩いる?n2nとマチソワしたのでこっちを後にして良かった。欲を言えばジョセフがもっと歌えてたらな、という気もしたけど内容的にも楽曲の馴染みやすさ的にも、バリバリミュージカル畑の人ではほうが逆に良いのかもね。B席の果てに座ってたからかファラオの歌詞が全然聞き取れなくて、ジョセフがもう1回歌ってください!って言ったから、よかった、みんな聞き取れないんだ!って思ったけど2回目も何言ってるか分からなくてワロタ。あれはそもそも聞き取れるものなのかな?


千と千尋の神隠し

しましたよ、遠征。

萌音ちゃん回。映画も何度も観てるので、いかに映画に忠実にやろうとしてるかよく分かって本当に千と千尋を愛してる人たちが作った舞台なんだなと感じた。ハク様が出てくるときのドキドキ具合が尋常じゃなくて、あれは、恋.....?湯婆婆が夏木マリ回だったことを忘れて、待って!声同じ!!って思った。それはそう。

萌音ちゃんの千尋が映画のイメージから全く乖離してなくて本当に良かった。あと妃海さんのリンが映画からそのまま出てきたようで最高だった!!

 

 

5月

メリーポピンズ×3

ステップインタイムの小野田バートの台詞がディズニー歌詞だった。コンパスオブユアハートとレリゴーの歌詞を言いながら天井まで登ってた。流石Dオタ。?

 


6月

CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ

あっきーは神。このことを再認識出来ただけでなんかもう良かった。音響のバランスが微妙で歌を完全な状態で聴けなかったのがもったいなかったなー。藤沢演出、朗読劇のときも生演奏の音が大きすぎてセリフが聞こえないことは多々あったけど、ミュージカルにしても同じか...って思った。話は面白いのに時代が行き来するわりに登場人物の年齢設定が謎すぎたのと、説明したいことを全部歌に入れたら長くなっちゃった感がありすぎて、冗長すぎるから全体的にもう少し短く簡潔にしてほしい。そこはかとなくM!

 

 

 

下半期へ続く